Macromedia(現adobe)が主催した「勝ち抜きShockWaveゲームコンテスト」で
4週勝ち抜いた作品「ぼよよんフリースロー」をぱんぞう版に作り直したゲーム。
4週までは、なんとか勝ち進んで、あと1勝でアメリカ行きを逃してしまった。
勝ったのは、「ケン玉」のシミュレーションゲーム。
紐にくっついている球の表現がよくできていて、
プログラム的には勝てないが、ゲーム的な面白さでは負けないぞと思ったが、
惜敗。ゲーム作りは始めたばかりの自分が優勝というのは甘かったか。
結局「ぼよよん」に勝った「ケン玉」のゲームが、5週勝ち抜いて優勝。
結果は残念だったけど、このぼよよんパンダが、ぱんぞうとして、
小学館のサイトで活躍し始めたきっかけになったゲームなので、
とても思い出深い。むしろ負けたおかげで自分に足りないものに気づけたし、
これからもっと面白いゲームを作る意欲も出たし、ある意味自信もついた。
このゲームはほとんどプログラムらしいプログラムを使用していない。
(Directorは、Lingoというスクリプトを使う)
というか、この当時使えなかった。
なんとかアニメの連続でゲームっぽく見えないかなと
無理やりゲームに仕立てた。
ボールの動きなどすべて、フレームアニメーションの連続。
そこで、こだわったのは、失敗アクション。
ゲームって、成功を目指して何度もプレイするわけだけれど
何度も繰り返し見るのは失敗のアクション。
失敗のアクションが楽しい、むしろ失敗して失敗アクションが見たいと
プレイヤーに思わせることができたら、絶対に面白い。
そんなことを考えて作ったこのゲームは、
僕のゲーム作りの原点にもなった。
ゲーム画面に表示される「ウルトラぱんぞう スーパーフリースロー」という
タイトルは、「みらくる!ぱんぞう」が、まだ「ウルトラぱんぞう」だったから。
「ぼよよんフリースロー」にはない、スペースゴリとの対戦は、
一定の条件をクリアしないとできない。
スペースゴリに勝って、パーフェクトを勝ち取るまで、
何度も失敗アクションを楽しんでみて。
ゲーム制作ソフト Macromedia Director7
【ゲーム攻略】
タイミングよくクリック。
それだけ。
「ぱんぞうのスーパーフリースロー」をPLAY
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