2013年5月5日日曜日

ぱんぞうのスーパーフリースロー

ぱんぞうのスーパーフリースロー

Macromedia(現adobe)が主催した「勝ち抜きShockWaveゲームコンテスト」で
4週勝ち抜いた作品「ぼよよんフリースロー」をぱんぞう版に作り直したゲーム。

4週までは、なんとか勝ち進んで、あと1勝でアメリカ行きを逃してしまった。
勝ったのは、「ケン玉」のシミュレーションゲーム。
紐にくっついている球の表現がよくできていて、
プログラム的には勝てないが、ゲーム的な面白さでは負けないぞと思ったが、
惜敗。ゲーム作りは始めたばかりの自分が優勝というのは甘かったか。
結局「ぼよよん」に勝った「ケン玉」のゲームが、5週勝ち抜いて優勝。
結果は残念だったけど、このぼよよんパンダが、ぱんぞうとして、
小学館のサイトで活躍し始めたきっかけになったゲームなので、
とても思い出深い。むしろ負けたおかげで自分に足りないものに気づけたし、
これからもっと面白いゲームを作る意欲も出たし、ある意味自信もついた。

このゲームはほとんどプログラムらしいプログラムを使用していない。
(Directorは、Lingoというスクリプトを使う)

というか、この当時使えなかった。

なんとかアニメの連続でゲームっぽく見えないかなと
無理やりゲームに仕立てた。

ボールの動きなどすべて、フレームアニメーションの連続。

そこで、こだわったのは、失敗アクション。


ゲームって、成功を目指して何度もプレイするわけだけれど
何度も繰り返し見るのは失敗のアクション。

失敗のアクションが楽しい、むしろ失敗して失敗アクションが見たいと
プレイヤーに思わせることができたら、絶対に面白い。


そんなことを考えて作ったこのゲームは、
僕のゲーム作りの原点にもなった。

ゲーム画面に表示される「ウルトラぱんぞう スーパーフリースロー」という
タイトルは、「みらくる!ぱんぞう」が、まだ「ウルトラぱんぞう」だったから。


「ぼよよんフリースロー」にはない、スペースゴリとの対戦は、
一定の条件をクリアしないとできない。


スペースゴリに勝って、パーフェクトを勝ち取るまで、
何度も失敗アクションを楽しんでみて。


ゲーム制作ソフト Macromedia Director7


【ゲーム攻略】

タイミングよくクリック。




それだけ。



「ぱんぞうのスーパーフリースロー」をPLAY

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