跳び箱にはいい思い出がない。
小学校の時は、飛んだあと顔面から落ちて鼻の下を擦りむいた。
傷がチョビひげみたいになって、しばらく恥ずかしかった。
高校の時は跳び箱の上で飛び込み前転をして、腰から落ちて
1か月くらい痛かった。
「筋肉番付」(古いか)で22段も飛んじゃう人は、凄いね。
今思うに、筋力不足だな。自分は。
筋肉がないと体を制御できない。だから、トランポリンとか
苦手だった。空中で姿勢を保てなかった。
どんくさ…。
せめて失敗したときは、笑ってほしかった。
だから、ゲームでもぱんぞうが失敗をすると笑い声が入るようにした。
アメリカのコメディドラマみたいにね。
跳び箱の失敗って、尻もちついたり、どこかおかしいじゃない。
ところが、ゲームをしている子供のお父さんからメールでおしかりを受けた。
「一所懸命やっているのに、失敗を、笑うなんてけしからん」
当時は、ピンと来なかった。
そう思う人もいるだろうな、くらいに思っていた。
“せめて、笑ってほしかった”
今、自分に子供が出来て、そのお父さんの気持ちがわかる気がする。
子供って、一所懸命なんだよね。純粋に。
うちの子は、まだ1歳ちょっと。
歩くが、すぐ転ぶ。
どっしーん。
泣きそうな顔している。相当痛いに違いない。
「平気?」って聞くと、
すごい笑顔で「へーき」って答える。
そして、また歩く。
「へーき」なんて言葉、教えなきゃよかった、と少し思う。
まだ赤ちゃんなのに。
もっと泣いたっていいし、甘えたっていい。
ぎゅうってしたくなるのを堪えて、
「えらいぞ」と褒める。
そんな一所懸命歩く練習をしている息子を
失敗したからといって笑えない。
誰かが笑ったら、腹が立つ
それは、一所懸命ゲームをやることも同じこと。
それが親心ってやつなのかな。
ゲーム制作ソフト Macromedia Director8.5
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以上。
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