1歳ちょっとになる息子がスマホをいじりたがる。
妻は「パズドラ」をよくやっているし、
僕は、ツイッターなんかをチェックしている。
両親が一番いじっている物に興味を持たないわけがない。
この間は、勝手にアプリを起動してた。
スマホのスワイプ操作は完璧にできている。
目によくないだろし、あまりいじらせたくないのだが、
根負けしてスリープにして触らすことがある。
しかし、解除は時間の問題だ。
そんな息子に半年ほど前にアンドロイドアプリを作っていた。
「BABY APLI~どうしてもスマホをさわりたがる赤ちゃん向け」(未発表)
というアプリだ。
指で触ると「すぽっ」と音とともに、ぷにぷにの絵が現れて、指の周りをくるくるまわる。
マルチタッチ対応なので、10個のぷにぷにを出すことができる。
その頃の息子は、液晶の画面よりも画面の裏側ばかり見ていた。
ディズニーのクリスマスソングのアニメをYOUTUBEで見せれば、
すごく喜ぶが、僕の作ったアプリにはあまり興味を持たなかった。
スマホの何もない裏側に負けた。
僕自身も「BABY APLI」への興味が薄れ、「赤ちゃんにスマホはよくないし、
無くても全然OK」として処理していた。
その息子が、先日「パズドラ」を起動したり、
アイコンを移動させたり、
アプリ(「Candy Crush saga」)をダウンロードしようとしていたりしたのだ。
(ちなみに、そのアプリはそのまま妻が遊んでいる。)
久しぶりに「BABY APLI」をいじらせたら、上手に遊んでいる。
横から手を出して、一緒にやろうとすると、独占して触らせてくれない。
ぷにぷにの絵が指にくっついてくるのを楽しんでいるようだ。
息子は、日々しゃべる言葉が増え、コミュニケーションも取れるようになってきた。
お茶が欲しいろきは、「おちゃちゃ」と言うし、おいしいときは、
「おいしい」と言いながら、ほっぺを手でさわるベビーサインもする。
息子は高速に成長しているのだ。
半年前には興味を持たなかったアプリを今は操作している。
きっとこのアプリもすぐに飽きられるであろう。
この「BABY APLI」には、もう一つ遊び方があって、加速度センサーを使う。
まだ未完成だが、スマホを傾けて、ボールを操作して、コンガを鳴らすという
赤ちゃんにしては、ちょっと複雑なものだ。
今の息子は意味が分からずボールをスワイプしようとするだけ。
しかし、すぐに遊ぶようになるかもしれない。
息子の成長に負けないように急いで完成させようと思う。
Twitterでぱんぞうの記事が流れてきて、ホームページに飛びこのブログ、この記事にたどり着きました。当時私は小学生だったでしょうか、夢中で父親のPCでぱんぞう屋でゲームをやっていた記憶があります。
返信削除当時はそのゲームの裏には製作者がいるなんてことは想像もしていなくて、大人になった今、何かの巡りあわせで今、2013年のあなたの記事を読んでいます。どんな人があのゲームを作っていたのか知ることができ、嬉しく思います。
この記事に登場しているお子さんも今では小学1年、2年生でしょうか。
時の流れにセンチメンタルな気分になりながら、一言感謝を述べたくて勢いでコメントをしてしまっています。
あの頃の私はあなたの作ったゲームに夢中にさせられていました。ありがとうございました。
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