2013年6月22日土曜日

NEOGEOの衝撃。ドラマとして演出できるゲームとは。

「ファミ通」が「ファミコン通信」だった頃、
角川書店の「マル勝スーパーファミコン」は、必読書だった。
新声社の「ゲーメスト」の存在を知り、購読した。

「ゲーメスト」は、アーケードに特化したゲーム専門誌。
僕はこの雑誌で、筐体(きょうたい、つまりゲームセンターの
ゲームの機械のこと)という名詞を覚えた。
NEOGEOゲームの紹介もページ数をかなり割いていた。
ゲームの攻略では、「コマンドは、10フレーム以内に入力しなければいけない」とか、
かなりマニアックな表現で記事が書かれていた。

「ゲーメスト」は月刊から月2回発売になり、ノリに乗っていた時期に、
僕はNEOGEOを購入した。

購入したお弁当箱は、以下の通り。

「あしたのジョー伝説」
「ワールドヒーローズ」
「ワールドヒーローズ2」
「餓狼伝説」
「餓狼伝説2」
「餓狼伝説スペシャル」
「餓狼伝説3」
「龍虎の拳」
「龍虎の拳2」
「サムライスピリッツ」
「真サムライスピリッツ」
「サムライスピリッツ斬九郎無双剣」
「ザ・キングオブ・ファイターズ’94」
「ザ・キングオブ・ファイターズ’95」
「ザ・キングオブ・ファイターズ’96」

高価なお弁当箱なので、ほとんど中古で買った。
「サムライスピリッツ」は、発売してすぐに欲しかったが、なかなか中古に出回らないので、
毎日のように秋葉原のソフマップで入荷チェックしてから、出社していた。

「サムライスピリッツ」は、最も遊んだNEOGEOゲームだ。
柳生十兵衛のステージは、一番印象深い。
背景が竹やぶで、BGMがなく、効果音のみ。
空振りすると、斬られた数本の竹がざざっという音とともに落ちていく。

ゲームが、操作してCPUに勝つか負けるかではなく、
自分が演出できるアニメーションであった。

しかも、毎回違った演出ができる。

決め技は、覇王丸ならば、弧月斬などと勝ち方にもこだわる。
「ストⅡ」もそのように遊んでいたが、より演出できる要素が詰まっていた。

今思えば、ゲームを作る上で、物凄い影響を受けているNEOGEOゲームだが、
当時はただただ夢中で遊んでいた。それだけ。

本格的な2D格闘ゲームは、まだ作ったことはないが、
いつか絶対作りたい。

ぷにぷにでやるもの面白いかも。


では。

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